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2010年7月29日アーカイブ

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賑やかな銀座通りを通り終え、林の木陰を少し進んだところに小さな礼拝堂がある。

軽井沢で最も古いこの教会は、軽井沢を避暑地として世に知らしめた、アレキサンダー・クロフト・ショー氏が宣教師をしていた教会だ。礼拝のない時は内部が公開され、見学できるようになっている。

 

所在地 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢57-1 
開館時間 9時 ~ 17時 (7 ~ 9月は9時 ~ 18時)
休館日 木曜日・祝日の翌日 ※7月15日 ~ 9月15日は無休
(11月1日から翌年3月31まで休館)
 
入館料 無料

 

その礼拝堂の裏手には、ショーの別荘が復元されている。

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軽井沢はもともと中山道の宿場町として開けた集落だが、江戸幕府が倒れ参勤交代がなくなると、街道を往来する旅人が急激にいなくなり、文明開化とともに衰退の一途をたどっていた。

明治19年、たまたまそんな軽井沢を通りかかったのが、カナダ生まれで英国国教会の宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーである。彼はこの地の環境に感動し、2年後に旧軽井沢の大塚山(だいづかやま)に簡素な別荘を建てた。

 

2010_14_04.jpg

 

ショーは友人の宣教師たちに軽井沢を 「屋根のない病院」と称し、「保健と勉学に適している」とすすめた。すると、年を追って彼らの別荘が建ち始めた。航空手段がなかった当時は、夏休みがあっても故郷へ帰るには時間のかかる船を使うしかなく、東京のうだるような暑さから開放される軽井沢は格好の避暑地だった。
明治後期には、避暑に訪れる人々を受け入れるホテルもでき、大正期になると、西武などの資本の参入で別荘地の分譲が盛んになっていく。

軽井沢の再生と発展の礎を築いたショーは、亡くなった今でも軽井沢の人々から愛される存在のようである。

  

 

 

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軽井沢の旧三笠ホテル/長野県 

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日本を代表する避暑地、そして別荘地として知られる軽井沢。
その北のはずれに建ち、深い緑に囲まれながら、訪れる人々に落ち着いた佇まいを現在も見せてくれるのが、この旧三笠ホテルである。

 

長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1339-342
TEL 0267-42-7072 (旧三笠ホテル) 
開館時間 9時 ~ 17時 (入館は16時30分まで)
休館日 年末年始
入館料 大人400円 子ども200円 (共通券もあります)

 

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ただし、このホテルの周辺には自動車用の駐車場はなく、旧軽井沢からはバス・タクシーかレンタサイクル、あるいは駅から片道約2キロの緩やかな上り坂を、歩いて訪ねるほかに手立てはない。
だが、その疲労感に十分に見合うだけの価値が、この建物にはあるようだ。

 

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旧三笠ホテルは、設計・施工を日本人が手がけた明治後期の純西洋風の木造ホテルで、多くの外国人をはじめ、渋沢栄一、団琢磨、住友吉左衛門、乃木希典、近衛文麿、有島武郎などの著名人が宿泊した記録が残されている。そのことから当時は三笠ホテルを「軽井沢の鹿鳴館」と呼んでいたという。

 

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三笠ホテルは日本郵船や明治製菓の重役を務めた実業家の山本直良によって建てられた。ホテルの開業は1906年(明治39年)5月。 客室は30、定員は40名であった。館全体から感じる「ゆとり」の訳は、どうやらそのあたりにありそうだ。

三笠ホテルはその後経営母体が変わり、戦後には進駐軍の施設になるなどの紆余曲折を経て、1970年(昭和45年)まで営業を続けたが、1972年2月、日本長期信用銀行によって買収され、1980年3月27日、日本長期信用銀行から町に贈与された。廃業の時点で竣工当初のおよそ50%の建物が現存しており、1980年(昭和55年)に国の重要文化財に指定を受けて保護されている。

 

 

 

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