この鍋には、懐かしい思い出がある。
写真が好きな僕は、かねてから北アルプスに錦秋の涸沢を撮りに出かけたいと思っていた。もちろん、その美しい光景は有名で、少しでも山に興味がある人なら、一度は写真や映像を目にしたことがあるだろう。
だが、涸沢は上高地から片道約16キロの彼方にあり、上高地からの交通機関は... ない。 つまりそこから先は、徒歩のみが願いをかなえる術となる。そうなると、途中でキャンプをしなければ、とてもじゃないがカラダがもたないし、またせっかくの機会がもったいない... かくして、僕はバックパッキングの道具を本格的に揃えていくことになったのである。
さて、ようやくここでコッヘルが登場する(笑)。
アウトドアの経験がゼロではなかった僕は、少しの燃料と少しの水で、どうすれば2人分の食事を作れるかを知っていた... 答えは、一気に4つのレトルトパックを湯煎することである。ゲレンデで兵式飯盒を使って、実際にそれをやっていたのだが、問題は、飯盒以外に手頃で持ち運びの良い鍋が世の中にあるのかどうかである。飯盒は確かに安くていいのだが、ガスやストーブをスタッキングできないため、リュックの中に納まらない。やはり、山用に作られたコッヘルから探す必要があったのである。
そして見つけたのがこのトレック1400。さすがはスノーピーク、僕のニーズにピッタリサイズの鍋を、ちゃんと先に作ってあった(大笑)。

スノーピーク(snow peak) トレック1400
今はこの1400にトレック900を加えてトレックコンボと同じ仕様で使うことも。家内を同行する場合は、鍋が1つだとさすがにちょっと不自由を感じる。

スノーピーク(snow peak) トレックコンボ
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